私たちのstory
自分が追い出されてなおこんなことを言えるのはきっと夏葵だけだろうな



だとしても...そのお願いはちょっと...




でも、夏葵はもう戻ってこないんだろうな




だとしたら夏葵の願いを聞き入れるのもありか




仕方がない




ちゃんと話を聞いてそれで、あいつに同情の余地があると言うならあいつを許すべきだ





夏葵が許しているのに俺達が怒り続ける理由はない





大輝「......わかった



話はきちんと聞いてみよう



ただし、追い出すか追い出さないかの判断は俺たちでする



それに口を挟むことは許さない




それからこちらからもひとつ頼む




浩志と充...あと実乃梨を助けてやってください



あいつらは俺たちにとって大切な仲間なんです」




そう言うと夏葵は最大限努力しますとだけいいその場を去った
< 223 / 261 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop