私たちのstory
愛美は失礼しましたと言って部屋を出ていった




そろそろガーゼ変えるか






夏葵「すみません、失礼します


新田さん、1度ガーゼ変えましょうか」



実乃梨「あ、はい」



夏葵「やっぱり血が止まっていないわねぇ



...はい、これでいいですよ」




なんで血が止まらないんだろ...




まぁ、それはあとにして...




先に病気を見つけないと




血管造影ではどこにも異常がなかった




CT、MRIでも特に何も無いのよね




柊「失礼します」




夏葵「柊先生、わかったんですか?」




柊「はい、新田さんの血液を血漿中VWF抗原総量、VWF機能、それから血漿第VIII因子濃度で、調べた結果


新田さんはフォン・ウィルブランドであることが判明しました」




フォンビルか...




ってことは





夏葵「新田さんにはオペが不可能ということですね」
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