私たちのstory
夏葵「今日はね私救命の日だから行かないよ。玲央か理央に迎えに来てもらおうかなって思ってる」


救命の日ってのは私が救命救急医として東南大学附属病院の救命救急センターで働く日のこと


私の家の家系にはあるしきたりがあって


15歳までにどこかの大学を卒業すること


がしきたり．．．というのかも良く分からないのだけど


まぁ、私の家系ではそれが義務みたいな感じになってる


だけど日本の大学は飛び級制度が認められてない大学もあるから私はアメリカの大学を卒業した


その時にアメリカの医学部卒業して向こうで医師免許を取って2年間の実習を行って日本で医師免許を取得した


一応向こうで取得した医師免許は日本で使えるみたいだから．．．



龍希「わかった。悪ぃな、俺が暇なら俺が行くんだが．．．」



何、そんなこと気にしてるの？



ほっんとに優しいよね



夏葵「ふふっ気にしなくていいよ。お仕事だもん仕方ない」


< 5 / 261 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop