私たちのstory
まぁ、たしかに死にそうな顔した人間が傍に居たら休まるものも休まらない、か




仕方がない、ね




夏葵「...わかった、帰る」



未夢「うん、そうしな


送ってこうか?」



そんな迷惑はかけられないよ



帰るって先輩と帰るんだろうし...




夏葵「ううん、大丈夫」



未夢「そー?


じゃあ、そろそろ仁ちゃんも終わるし帰るね」



そっか、そろそろ終わる時間だもんね



本当なら私も龍希くんと帰るはずなんだけど...



ってこんなこと言っても仕方ないか!笑



夏葵「うん、バイバイ


私も今日は帰って寝る」



そう言って私は龍希くんの傍を離れた



帰ろうとした時に宮田と出会った




愛美「あれ?今日は帰られるんですか?」



いっつもここにいたから不思議そうな顔をする宮田




夏葵「うん、未夢に今日くらい帰って寝ろって叱られちゃって...」
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