私たちのstory
それは違うと思うな


そもそもこの件に関して未夢も橘先生も何も悪いことなんてしてない


2人ともわたしを思って言ってくれたことだもの



夏葵「それは違うよ


未夢も橘先生も私の為を思って言ってくれたんでしょう?」



未夢「それはそうだけど結果裏目に出てしまった」



う〜ん、そうかなぁ?



確かに襲われたけど...でも...やっぱり違うと思う



夏葵「でもやっぱり未夢は悪くないよ?」



未夢「なんでそう言いきれるの?そんなに私に気遣わない」



いや、気は遣ってない



でも...



夏葵「だって言ってたじゃない?あの人たち、命令されたって

それならどの道こうなってたと思わない?」



うん、やっぱり私はどのみちこうなってたと思う



最初から狙いが私だったってことでしょう?




未夢「でも...それだって帰らなければこんなことには...」
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