アーモンド~キミとの物語~
その日のお昼休みに5人は屋上に来ていた
お昼からまた文化祭の準備や放課後も使って準備するクラスもある
バイトのある千咲とほのかはあらかじめ華と玲央に話していた
文化祭が終わるまではバイトは遅れて行くと
華も玲央も南高校の出身でみんなの先輩にあたるたもどれだけ準備が忙しいのか知っていた
「千咲ちゃんたちのクラスの準備どう?」
「今日から始まったばかりなんでまだなんとも…」
「なんでも執事喫茶やるって聞いたけど」
「えぇ…もう知られてる…」
ほのかと秋斗の質問に3人はタジタジになった
当日まで秘密にするつもりで最初は喫茶店に決まったと話したはずだがやっぱり話が回るのが早かった
「あ、もしかして秘密だった?」
「秘密っつーか…どのみちバレるって思ってたんスけどね」
「私たちのクラス最初は普通に喫茶店にしようって話だったんですけどそれじゃ面白く無いって話で執事喫茶にしよかって話になって」
「まあ、みんなは楽しそうだからって賛成したんですよ」
「なるほどねぇ…」
学校内じゃどのクラスが何をやるかなんて話はすぐに出回る
どこからその話したが出たかなんていちいち気にしてられないがやるからには最後まで責任もってやらなきゃならない
その話を聞いた秋斗とほのかはちょっと気になることがあった