アーモンド~キミとの物語~
「……と、いうワケなんだよ」
遥斗と乙葉の説明に納得する5人
まさかの展開に驚きつつあるが、今日は高校の文化祭
滅多に来れない場所に遥斗と乙葉はワクワクしていた
そんな姿を見て思わず可愛いなと思ってしまう
「さて、じゃあ行きますか!……あ、でもその前にまだ自己紹介してなかったわね」
「ん、あぁ。そういやそうだったな」
遥斗は秋斗のことを知ってるいるが創汰、愛未のことを知らない
千咲のことはバイトが一緒だと少しは話を聞いてる程度
乙葉も、ほのかと秋斗のことは創汰から少し話を聞いてる程度しか知らない
「とりあえず軽く自己紹介するわね。萩原千咲ちゃん、宇佐美創汰くん、高坂愛未ちゃん」
「よろしくね、遥斗くん」
「よろしく」
ほのかが三人を一人ずつ紹介する
創汰は「どうも」と言って軽くお辞儀すると遥斗は「こちらこそよろしくお願いします」
「じゃあ、私から二人を紹介するね。成海ほのか先輩に志麻秋斗先輩」
「よ、よろしくお願いします」
ぺこりと乙葉がお辞儀する
(ほのかさんは美人だし秋斗さんはカッコイイなぁ…)
普段よく一緒にいることが多い千咲たちから他人を紹介されることがない乙葉
愛未を紹介されたとき以来だ
「時間もったいないとりあえず回るか」
「そうッスね」