アーモンド~キミとの物語~


「今日はありがとうございました!とても楽しかったです!お兄ちゃんたちとこれからも仲良くしてあげてください!」

満面の笑みでお礼を言う乙葉
中学生のとは思えないくらい大人だ

そんな姿に秋斗もほのかも「もちろん」と言って頭を撫でる

遥斗からも千咲たちにお礼を言う

「オレも今日は楽しかったです。姉貴たち千咲さんたちと出会ってから毎日楽しいって言ってたんでこれからもよろしくお願いします」

「えぇ。もちろんよ」

「オレたちも秋斗先輩たちといると楽しいからな」

「遥斗くんや乙葉ちゃんと今日一緒に回って楽しかったわ。また文化祭に来てくれる?」

千咲の誘いに「はい!」と遥斗が元気良く返事する
文化祭だけで無く普段からもこうして集まって楽しく過ごせたらいいと思っていた

二人を別れたあとにそれぞれのクラスの片付けをしていた

「それにしても遥斗くんいい子よねー」

「あの、ほのか先輩の弟とは思えねぇな」

「乙葉ちゃんだってまだ中学生になったばかりなのに偉いわよね。どっかの誰かさんがお兄ちゃんだとは思えないわねー」

「ちぃ…それはオレのことか?」

「さぁね♪」

そんな楽しい会話をしながら片付けを進めていると後夜祭の花火が上がるとのアナウンスが流れた


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