アーモンド~キミとの物語~
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創汰と一緒に帰った日から二週間
相変わらず変わらない生活を過ごしていた
バイトやら課題に追われたり秋斗たちもいろいろ忙しく学校以外で顔を合わせることが無かった
ほのかとはバイトでも顔を合わせることはあるがすれ違いが多い
そんな日々を過ごしているとあっという間に冬休みになっていた
「……もう冬休みかぁ。なにも計画立てれなかったなぁ」
部屋にこもってぼそっと呟く千咲
結局二人と合う日がなく冬休みにどこか行きたい話すら出来ずにいた
はぁ、とため息を付いているといきなりケータイが鳴る
画面を見ると「ほのか」と表示されていた
(ほのか先輩?)
「はい、もしもし?」
『あ、千咲ちゃん?ほのかだけど今日なにか予定ある?』
「予定はないですよ?バイトも今日は休みなので」
『じゃあ今からお茶しない?美味しいパンケーキ屋見つけたのよ!』
パンケーキと聞いて暗くなってた気持ちが飛んでいった
行きたいとすぐ返事すると30分後に公園で待ち合わせと言い電話を切る
そうと決まれば軽く着替えて出かける準備をする
家で作業をしていた咲良に言付けをしたあと公園に向かう
「ちょっと早かったかな?」
「グッドタイミングよ、千咲ちゃん」
「ほのか先輩!」
「さ、行こっか」