アーモンド~キミとの物語~

千咲の想いをほのかは「そっか」と言って納得する
それ以上は何も聞かないことにした

「でも、私は千咲ちゃん応援してるからなにかあったら相談して?」

「ほのか先輩…ありがとう」

「どういたしまして」

出会った時より絆が深まった二人

その後、二人は存分にパンケーキを食べてお店の雰囲気を楽しむ
今度は愛未を連れて来ようね、などを話しながら

「ごちそうさま!」

「すごい美味しかったね」

「ほんとだよ!」

お店をあとにした千咲たちは近くをプラプラと歩くことにした
軽く買い物したり楽しくお喋りしたり穏やかな時間を過ごしたあと暗くなる前に解散した




それから数日経ち学校は冬休みに入る

冬休みが始まればまたバイトで忙しくなる
クリスマスもお正月も関係ないが幸いNOAHはお休みがあった

「んー…冬休みっていってもバイトないとやっぱり暇だなぁ」

そうボヤくとチラッとカレンダーを見る

三日後にはクリスマス
特に予定はない
咲良も仕事でほとんど家にいない日が多い

愛未や創汰を誘って遊びに行くことも考えたが二人の都合もあると考えていると家に引きこもるしかないかななんて考えていた

(でも終業式以来秋斗先輩にも会えてないし…)

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