アーモンド~キミとの物語~
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それから三日後のクリスマス当日
街の中を一人歩いていたのは秋斗だ
「……」
はぁ、と白い吐息
外が寒いのがわかる
ケータイを見ると千咲から何件かメッセージが入っていた
ほのかからもメッセージが入っており、そこには…
《早く帰って来なさいよ。みんなあんたのこと心配してんのよ?……とくに千咲ちゃんがね》
と書かれていた
「ごめんね、千咲ちゃん」
そう呟く
秋斗の手には小さな紙袋があった
恐らくそれは千咲へのクリスマスプレゼントだろう
一体彼はこの数日間どこでなにをしていたのか
それを知っているのは本人と…ほんとは事情を知っていたほのかだけだった
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