アーモンド~キミとの物語~
「さて、どこいく?」
「んー…あ、よく通ってたレストラン行かない?」
「レストランって中学んときよく寄り道してたところか?」
「いいね、そこいこ!」
三人は中学時代よく学校帰りに寄り道してたレストランへと向かう
中学のときは学校が終われば三人でよく寄り道して近くのレストランや立ち食いとかしてた
高校に上がったあとは千咲がバイトを始めたためなかなかそういうことをしなくなった
「久しぶりに来たけど雰囲気はやっぱり変わらないねー」
「よくパフェ食べに来てたよね」
「お前ら二人してぱくぱく食うんだもんな…見てて飽きねぇよ」
レストランに着くなり中学時代の話になった
地元のレストランは安くて美味しいと評判
学生もよく通っていることが多い
千咲はパスタ、愛未はオムライス、創汰はハンバーグを頼んだ
食後のデザートにパフェを追加する二人
「……ほんとよく食うな」
「デザートは別腹だもん」
「そうだよ!」
甘いものがあまり得意じゃない創汰から見たら女子二人の食欲は目に余るものに感じた
妹の乙葉もよく夕飯後に甘いものを食べる
太るぞ、といえば二人と同じ回答が返ってくる
創汰はまあ、いいかと多少呆れる