アーモンド~キミとの物語~
しばらくしてから注文してたものがやってきてそれぞれ口にする
「ん、相変わらず美味しいね」
「うん!オムライスの卵フワフワ!」
「評判高いだけあるもんな」
パクッと食べながら褒め称える
地元の人が必ずと言ってもいいくら通うものが多い
料理もそうだがデザートも美味しくメニュー品も多い
学校帰りの学生や仕事終わりのOLも多い
「オムライス一口ちょうだい!」
「いいよ。じゃあ私も一口もらっていい?」
そう言うと千咲と愛未はそれぞれ一口ずつ交換すると声揃って「美味しい」と言う
その横でクスッと小さく笑う創汰
まるで中学時代に戻ったみたいだと思ったのだ
……食事が終わると少しお腹を休ませる
このあとのデザートに備えるためだ
「美味しかったー!」
「お腹いっぱいだねぇ」
「そんなんでパフェはいるのか?お前ら」
呆れながらも仕方ないなと微笑む
するとガタッと立ち上がる
「どこに行くの?」
「ちょっとトイレ行ってくるわ」
そう言って立ち去る
「まったくもう…」
「まあまあ」
愛未の戯言になだめる千咲
少ししてからウエイトレスがやって来て食べ終わったお皿を下げると同時にパフェをお願いしますと言う