アーモンド~キミとの物語~
数分後1ゲームが終了したところで少し休憩することにした
3ゲームまでする予定のため休憩を挟むことにした
「オレ何か買ってくるから秋兄たちちょっと待ってて」
「おー、いってら」
手を降る創汰
遥斗はジュースを買いに自動販売機へと向かう
その間に二人は立ち話をすることにした
「ところで…うささぁ」
「ん?」
創汰はケータイの画面をチェックしながら秋斗の話に耳を傾ける
秋斗は創汰の様子など気にせずに話を続ける
「お前千咲ちゃんのことどう、思ってんの?」
「…………」
一瞬ぴくっとして反応する
そして一泊置いて答える
「どうって…ただの幼なじみッスよ」
「……そうか」
秋斗はホッとしたような納得いかないような反応だ
予想通りの答えが返ってきたがそれ以上なにも言わなかった
"ただの幼なじみ"と創汰は言うが秋斗には千咲を"幼なじみ以上存在"と悟っている
不器用な彼だが、彼なりの想いがあるのだとわかっていた
「でも…」
「ん?」
「千咲を泣かすヤツはオレが許さない」
ハッキリとそれだけは強く言った
その言葉に秋斗は驚く
創汰もやっぱり千咲が好きなんだと…
「……ふっ。それはオレも同感だな」
ニヤッとしながら意見を交わす