アーモンド~キミとの物語~

それからすぐに遥斗が三人分のジュースを抱えて戻ってくる

「おまたせー…って二人ともどうした?」

遥斗は二人の顔を見てなんだかスッキリしたような表情になっていた

「いや、なんでも。な、うさ」

「ああ」

と、いうか遥斗は二人が千咲が好きだと気付いていた
文化祭のときに秋斗に千咲に対しての接し方だけど違うと感じていた

だからあえてジュースを買いに席を外したのだ

「ふぅーん…そっか」

三人は一口ジュースを飲み休憩を挟むともう1ゲームが始まる
バレンタイン前日に男三人でボーリングなんて…最初は思っていたけどなんだかんだで楽しんでいる

「よっしゃ!ストライク!」

「またかよー」

2ゲームを半分過ぎた頃スコアがほぼ同じになった
ストライクとスコア、たまにガーターなど

高校生らしいスコアを出している

今のとこ遥斗がスコアが高い

「2ゲーム終わったけど中学生に負けたら悔しいな」

「いくらボーリングでも勝負は勝負っスよね」

「二人とも大人気ないなー。でもオレも負けないけどな」

残りの1ゲームが始まる
スコアを出しまくる遥斗
ストライクを出す秋斗

創汰も負けじとストライクとスコアを出す

次々と進めていると最後の一球を投げる

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