アーモンド~キミとの物語~
しばらくして卒業パーティを楽しむ一行
そんな楽しい時間もそろそろお開きが近付いてきた
「ほのかちゃん、今日まで一緒にNOAHで働いてくれてありがとう」
「怜央さん…ありがとうございます」
「私も楽しかったわ」
「華さんもありがとうございます。落ち着いたら悠くんまた見に来ますね。あといつでもお手伝いしますよ」
なんて冗談混じりに言う
たった一年という期間だが、ほのかも楽しかったと感想とお礼を言う
……そしてNOAH卒業祝いも兼ねてのパーティは終わりを迎える
片付けはしておくから大丈夫、と言い千咲たちはお店を出る
咲良はお店の片付けをすると言い残る
外は星空が広がっていた
「さて、私と遥斗はこっちだから」
「オレと乙葉はこっちだ。高坂、途中まで送ってく」
「あら、ありがとう」
それぞれの家の近くの十字路まで他愛のない話をしながら途中まで一緒に帰る
そしてほのか、遥斗、創汰、乙葉、愛未は千咲たちと違う方向のためこの場所で分かれる
「じゃあ、オレは千咲ちゃん送ってから帰るよ」
「え、でも…」
「ちょっと行きたい場所から付き合ってくれる?」
「ん、わかった!」
みんなと分かれたあと二人は花火大会のときに行った神社近くの丘に向かうのだった
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