アーモンド~キミとの物語~


「お楽しみ?」

何のこと?という風に首を傾げる

「ま、良いから」

創汰は気にするなと言ってもう一度千咲の頭をポンポンと撫でる

ことなくして昼休みが終わるチャイムがなるといったん教室へと戻っていく

(次は数学かぁ…。よし、がんばろ!)

心の中で小さく気合いを入れてテストにはげむ
刻一刻とテストが終わりに近付く

数学、地理と進めて行きあっという間に時間にならテスト終了するチャイムが鳴る

「テスト終了!そこまで!」

先生の合図でテストが終わると全生徒は一斉にテストという緊張から解き放たれたのか力が抜けて机に突っ伏す者もいる

「んー!やっと終わったぁ…」

千咲も思い切り伸びをする

「千咲おつかれー。やっとテスト終わったねー」

「愛未もおつかれー」

「二人ともお疲れ」

三人はお疲れ様と言う

ホームルームが終わるとみんなは一斉に教室から出ていき帰っていく
三人もカバンを持つと玄関に居ると秋斗とほのかと会う

「あら、三人ともテストお疲れ様」

「お疲れ様」

「先輩たちもお疲れ様です」

「どうでした?テストは」

愛未の問いに「まあまあかな」と答える
五人で学校から出ると創汰の携帯が鳴る

「創汰、電話鳴ってるよ?」


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