アーモンド~キミとの物語~
二人が遠慮気味に言うと千咲は「大丈夫ですよ」と答える
「私、お姉ちゃんと二人暮らしですから気にしないでください!二人が来てくれたらお姉ちゃんも喜びますよ」
その補足を創汰と愛未が付け足して言う
「咲良さんの料理美味しいんですよ!」
「咲良姉たまに多く作り過ぎるからなぁ…」
遠回しではあるが三人はぜひ秋斗たちに来て欲しいと言う
その方が咲良も嬉しいだろうと付け足すと秋斗とほのかはちょっと顔を合わせるが後輩がこんなに自分たちを誘っているのに断るのは申し訳ないなと思い二つ返事で「じゃあお言葉に甘えて」と言う
「……でもさすがに制服のままだとな」
「じゃあ着替えて30分後当たりに学校近くの十字路でどうスか?」
「賛成。私持ってきたいものあるし」
その後千咲は先に帰りほかの四人はいったん帰宅をして着替えをして指定場所へと集合をする
*
30分後
創汰たちは十字路に集合して千咲の家に行くインタホーンを鳴らすと玄関から千咲が出てくる
「いらっしゃい。待ってたよ、入って入って」
四人はそれぞれ「お邪魔します」と挨拶するとひょこっと咲良が顔を出す
「あら、いらっしゃい」
「あ、初めまして…」
「こんにちは。今日はオレたちまでお招きありがとうございます」