アーモンド~キミとの物語~
三人でクラス発表の張り紙を見に行く
一学年3クラスがあり自分たちの名前を探していく
すると創汰が「あ、あった」と声を上げる
「え?どこ?」
「ほら、B組のとこ」
創汰が二年B組のところを指さす
千咲もそれに習ってB組のところを見て名前を探すと千咲、創汰、愛未の名前があったのだ
一年のときも同じクラスだったが、まさか二年生になってからも同じクラスになるとは思ってなかった三人
「三人同じクラスだ!」
と、喜ぶ千咲に対し創汰と愛未は
「まーた高坂とかよ」
「まーた宇佐美くんとかぁ…」
なんてお互いを見つつ嫌味ったらしく言い合う
決して仲が悪いわけではないが中学からの付き合いなためお互いの性格を良く知っている
そんな二人を見てクスッと笑う千咲
三人にとっては居心地のよい関係というわけになる
「二人ともまたよろしくね!」
笑顔でそう言う千咲に「ああ」と短い返事をする創汰
「もちろんよ」と笑みをこぼす愛未
そして三人はクラスへと向かって行くのだった
クラスに入って席順が張り出してあったが運があるのか三人は席が近かった