アーモンド~キミとの物語~


「じゃあ先に作り終えたものをテーブルに運んでもらっていいですか?あと、申し訳ないんですがお姉ちゃん起こしてもらっていいですか?」

苦笑いしながら言うと秋斗は快く「りょーかい」と言ってテーブルに朝ご飯を並べたあと咲良を起こす

何度か声を掛けると起きて「わわっ、ごめんね!」と焦る

「お姉ちゃん、おはよ。もう朝ご飯出来てるから顔洗ってきたら?」

クスクスと笑う
咲良は顔を洗っている隙に創汰、愛未、ほのかが起きてくる

軽く身支度を済ませるとみんなで朝ご飯を食べる

「みんな今日は海に遊びに行くんだよね?」

「うん。そうだよ」

「咲良さんはどうするんですか?」

「私も気分転換に海行こうかしら」

ほのかの問いに咲良も海へ行くことにした
心配って言うのもあるけど気分転換になるためでもある




しばらくして朝ご飯を食べ終わると片付けをして海へ行く

海水浴へ行くとちょうど良い時間帯なのかたくさんの人が来ていた

「うわぁ、人がたくさん」

「みんなあまり遠くに行かないでね」

水着姿の6人
千咲だけはパーカーを羽織っている

そんな6人はかなり目立っているせいか周りから「あの子可愛い」や「ねぇねぇ、カッコよくない?」などの声が上がる


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