ただいま冷徹上司を調・教・中!
「あ……ふっ」

息もつかせないほどの絡み付くキスは、私の思考を徐々に奪っていく。

絡めて吸って焦らして。

恥ずかしげもなく自分からも凱莉さんを求めて止まない。

そんなキスを繰り返していたら、当然身体も疼いてくる。

「もっ……と」

もっとたくさん触れて欲しくて絶え絶えに囁くと、凱莉さんは私をソファーに押し倒す。

「ごめん千尋。ベッドまでもたない」

凱莉さんは私の首筋に舌を這わせると、来ていたブラウスを裾をフレアスカートから引き出し手を差し込んだ。

「あっ……」

すぐに凱莉さんの大きな手が、私のブラ越しに胸を揉みしだく。

その間も唇や首筋を舌で刺激しながら、凱莉さんは私のブラウスのボタンを外した。

背中のホックを外して胸の縛りを取り払うと、大きく包み込みながら舌で尖りを転がし始める。

「あっ……ん……っ」

その悶えるほどの快感に、私の女が濡れていくのがわかった。

凱莉さんの動きに合わせて弾かれるように動く身体が、さらなる快感を求めて開き始める。

お気に入りのスカートや下着はいつの間にか取り払われていて、私はもう何も身に着けていなかった。

そこからはもうお互いに無我夢中で求め合った。

凱莉さんは有言実行とばかりに4日分愛し続けてくれて、私はもう最後の方の記憶がない程だった。

「明日の仕事、大丈夫か?」

情事の後に凱莉さんは私を抱き目ながらそう聞いたが。

「そんな心配してくれるなら、もう少し手加減してください……」

午前四時。

あと数時間しか眠れないんだから。

しかし凱莉さんは、「それは仕方ないだろう」と悪びれもせずに笑った。
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