お前は俺だけのもの

- 5月7日 10:00 -



"合ってるよね"

記憶を辿り着いたのは、お祭りの時に翔に連れてこられた海だった。

"ここは、
海人と翔との思い出の場所だったんだ"


夜とは違って、太陽の光が水面に反射している。

海「久しぶりだね、凪。」

ふと後ろから聞こえてきた声。

振り返れば、身長も伸びて前よりもずっとずっとかっこよくなった海人がいた。

凪「海人? 本当に、海人なの??

夢じゃないよね?」

嬉しさのあまり、思わず抱きついてしまっていた。
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