君をもう二度と放さない
過去
・・・3年前
「まだかよ・・・遅いな・・・」
俺は、彼女とデートするために待ち合わせしていた。
「ごめ〜ん!遅くなっちゃった〜!!」
走って来たのかハァハァと息をきらしているのが、俺の彼女【紫音悠莉(シオン ユウリ)】だ。
「大丈夫か??」
「えへへ(笑)大丈夫!!」
悠莉は、凄く可愛い!!学校1可愛いと言われるほどだ。俺の自慢の彼女!
「よし!じゃあ行くか(笑)」
「うん!」
2人は、手を繋ぎデパートに向かった。
そのデパートに行くことにより、大切な人を失うことになるとは、知るよしもない・・・。