完璧なんて存在しないんです。
「翼くん。ほんとにごめんなさい!


私、私…「ふはっ、もういいよ。柚姫。」 」



翼くんはぽんぽんと頭を撫でてくれる



「柚姫。絶対お前を裏切るなんてことはないぞ?

俺たちはいつでも柚姫の味方だから。」



そう言って翼くんはニカッと笑った




「うん、うん。ほんとにありがとう。


2人がいなかったら私…何にもできないから。」




「それでいいのよ。私たちでやれば大丈夫。


きっと大丈夫よ。」




「あぁ、絶対みつかるから。」




「うん!」






私はすごくいい人に囲まれてるな


そう思うだけでなんだか強くなれる気がした。


月咲くん、私はひとつ成長したよ。


もう泣かない。


会えるのはまだ先かもしれないけど


私たちは一時も月咲くんを忘れることはないよ。


だから、安心して待っててください。


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