私の物語
4.



コンコン



「貫漸・・?入るぞ」



あ、お医者さんいつの間にか出てたんだ・・・・



もう何にも考えられないや



「貫漸・・?大丈夫か?って大丈夫じゃないよな・・」



ほんとですよ先生・・・・・



大丈夫じゃないですよ・・・



「せんせ・・お母さん死んじゃうかもしれないんだって・・・・」



「貫漸、お母さんを信じて目を覚ますのを待とう。貫漸が諦めちゃだめだ。」



そう・・だよね



お母さんを信じて目を覚ますのを待とう・・・・・



お願い目を覚まして・・・・



しかしそんな願いは叶わず次の日の朝方、容態が急変し母は息を引き取った・・・



私の誕生日の日に・・・・・
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