ずっと俺がそばで守るから…
「ノート…貸して?」




神くんが急にそんなことを言ってきたから、




「え?!あ、どーぞ?」




ノートを渡すと、スラスラとわたしのノートに何かを書き始めた。




「はい…これ…あってると思う」




そう言って、渡されたわたしのノートを見ると、綺麗な字で英文が書かれていた。




「これって…もしかして…」




「ああ…当てられたところの答え」




「いいの?そのまま黒板に写して?」




「ああ…先生待ってるから行ってこいよ」




「うん!」




そう言って黒板にスラスラと書いて席に戻る。すると、先生は関心したような顔をして、




「おお!正解だ!そこそこ難しい問題だったぞ?よく出来たな!」




「はい!」
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