ずっと俺がそばで守るから…
「もー!酷…んっ」




わたしは言い返そうとしたが顎を持ち上げられ、神くんの唇によって遮られてしまった




神くんは何回も角度を変えてキスしてきた。




んっ…何も考えられなくなる…




わたしもそれに夢中になってて、気がつけば神くんの首に腕を回していた…




すると神くんは顎にあった手をわたしの腰に移動させてギュと抱きしめてきた…




わたしたちは何も喋らずに、ただ…唇を交わしていた。自然と体が火照ってくる…




ここには誰もいない。わたしたち二人だけ…




だから、この屋上では花火の音とキスの音だけが鳴り響いていた…


***
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