ずっと俺がそばで守るから…

やっぱり君に笑っていて欲しい

***



あれから時が経って俺は小学四年生になった




俺は宿題をリビングでサササーっとやっていると




プルルル!!!!




電話の音が盛大に鳴った




おふくろは「はいはい!今出ます!」と言って電話をとった




俺はまた、宿題に目を向けて解いてると




「え?!そんな?!嘘ですよね?!」




そうおふくろは叫んだ。




「はい…はい…わかりました…」




電話を切った後、おふくろは絶望的な顔で座り込んだ
< 314 / 460 >

この作品をシェア

pagetop