ずっと俺がそばで守るから…
「あの…わたしの勘違いだったら、ごめんね?…もしかしてだけどわたしのためにここまで走ってくれたの?…」




え?!…




「あ…あのね!なんか、さっきお葬式に来てた人で…わたしのこと可哀想って言ってた人をちょっと睨んでるように見えたから…」




俺は驚いた。俺は無愛想でいつも表情一緒だから、何考えてるか分からない。とよく言われるから俺の気持ちを表情で読み取った子に出会ったのは初めてだった。




「俺、表情豊かじゃないだろ?何で分かったの?」




俺は気付いたらそんなことを未来って子に尋ねていた




すると未来って子は平然とした顔で
「表情豊かじゃない人なんていないと思うけどな?」と言ったのだ




は?!いるだろ…俺とか…
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