ずっと俺がそばで守るから…
でも、世の中にはこうやって表情をちゃんと見てくれて自分を見た目や愛想だけで判断せずに理解してくれる人もいるんだ…




俺は初めて''このままでいい"と言ってくれてるみたいで嬉しくなった




俺は俺を救ってくれたこの子に恩返しがしたくて




「我慢…すんなよ…」




「え?…」




「もう…泣いてもいいから…ここには誰もいない。俺たち二人だけだ…だからたくさん泣いていんだ…」




すると、未来って子は驚いた顔をして顔を下に向け唇を噛み締めながら涙が頬に伝った…



「うっグスっ…ひくつ…うわーんっ…」




そう言って未来って子は泣き出した。




俺は黙ったまま、彼女のそばにいたのだ…
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