ずっと俺がそばで守るから…
わたしは恥ずかしくなって顔を前に戻すと優也が耳許で




「未来…お前可愛すぎるんだけど…化粧もしちゃってさ…誰にも見せたくなくなる。」




と囁いてわたしは顔を真っ赤にしたまま振り返ると優也それに驚いたのかドアの部から手を外して口に手を抑えた




優也は口に抑えたまま階段の方を向いたままこっちを見ずに「行くぞ…」と言って手を差し伸べてくれた




わたしは手をギュッと握って「もしかして…照れてる?」と尋ねると「うるせー。」と言う優也が可愛く見えたのはもちろん優也には秘密。




***



動物園に着くとわたしは走り出した




「きゃぁあ!久しぶり来たよ!あ!見て優也!キリンいるよ!」




「分かったから!ちょ、未来!危ねーから走るな!」
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