ずっと俺がそばで守るから…
声をかけてきたのはストーカーではなく神くんだった。
「だ、大丈夫…どうしてここに?」
「あ…大家さん家に携帯忘れたみたいで…さっき大家さんが家に着いたら岩瀬のバイト先の店長とお前から留守電があったって言って店長に電話したらストーカーに会わないか心配だからって連絡受けたみたいで…でも、岩瀬に電話しても繋がらなかったみたいで…だから手分けして探そって…そしたらここにお前がいて…」
「そうなんだ…助かった…ありがとう…」
すると神くんが外を見て、
「ストーカーってあいつか?」
「うん…」
「岩瀬…嫌かもしれないけど我慢して」