ずっと俺がそばで守るから…
***



わたしの固まった体がようやく戻り始めた頃、優也のお父さんに「驚かせてすまないねー」と言われてしまった。




「いや、全ぜ「本当だよ…連絡ぐらいしろ。」




少し不機嫌な優也がわたしの言葉を遮るように言った。




すると、優也のお父さんはニヤニヤした顔で「もしかしてタイミング悪かった?」とわたしたちを交互に見た




わたしは慌てて否定しようとすると、優也は、「当たり前だ。せっかく彼女と二人きりなのに。」




ーーーーーギュッ




何ですか?!お父さんの前で!めっちゃ心臓鷲掴みされましたよ?




すると優也のお父さんは「あははは、それは悪いことをしたねー」と爆笑。
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