ずっと俺がそばで守るから…
わたしはその言葉にまた泣きそうになって、グッとこらえて笑顔で「はい!ありがとうございます!」と答えた




すると、優也のお父さんはニッコリ笑った後、急に真剣な眼差しをした。




「あとね、もう一つ大事な話があるんだ。」




大事な話?何だろ?




「未来ちゃんは、将来、調理師の資格を取って両親の店をもう一度開きたいんだよね?」




「はい…」




「優也も調理師になりたいんだろ?」




「ああ…」




え?!優也もなの?!




わたしは驚いた顔で優也を見ると、優也は顔を赤らめて「悪いかよ…」とボソッと言った
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