ずっと俺がそばで守るから…
「だから…俺はできねー。お前がちゃんと心の準備できるまでは。」




「それに…もうお前の気持ちだけで充分だから…」




そう言ってわたしに向かってニコッとして私の頭を撫でてくれた




わたしは優也の優しさに嬉しくなってまたギュッと抱きついた




優也は「おいっ!」と焦った顔をしたけど、わたしはそんなの無視




「優也!ありがとう!大好き!愛してる!」




「優也!…もしわたしがちゃんと覚悟できたら…




たくさんわたしを愛してね?」




そう言うと優也はギュッと抱きしめ返して、




「当たり前だ…






俺じゃなきゃ、許さねー。




だから…それまで…
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