ずっと俺がそばで守るから…
「あの…なづなと桑原くんに渡したいものがあるの…」




わたしは大きなかばんからガサゴソして、二つのタッパー取り出した




「これ…二人がオムライス美味しかったって言ってくれたから、二人に作ったの。よかったら食べて?…」




「わぁ!未来!ありがとう!美味しそう!」




「本当だ!こいつの料理とは桁違いだな?」




「うっさいわよ!蹴飛ばすわよ!」




なづなは、桑原くんを睨んだ後に、あ!と言って、




「わたしからもあるの!」




すると、なづなは手に大切そうに持っていたものをわたしに渡してくれた




「これね…アルバム…わたしとの三年間の思い出みたいな?そんな感じ!」
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