ずっと俺がそばで守るから…
「じゃあ、二人とも、元気でね!本当にありがとう!大好き!」




「うん!わたしもよ!」「俺もだ!」




そう言ってみんな笑顔でわかれを言ったのだった…




わたしは笑顔でわかれた後、席に着くと涙が溢れてきて一生懸命拭っていた




すると、優也が




ーーーーーーーーグイっ!




わたしの頭を優也の肩に引き寄せた。そして、わたしの頭を黙ってポンポンとした




わたしは、優也の優しさに甘えて、しばらく、優也の肩に顔を埋めてひたすら泣いた。自分で決めたことでもやっぱり寂しい。




優也は、その間も、ずっと黙ってわたしの頭をポンポンとしてくれていたのだった…




***
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