ずっと俺がそばで守るから…
そう言ってくれた。



「神くん好きな食べ物なに?」




「…オムライス」




「え?!」




オムライス?!嘘でしょ?!まさかの好きな食べ物をわたし食べてしまったわけ?ありえない…




「岩瀬…?」




「わかった!オムライスね!任せて!めっちゃくっちゃ美味しいの作るから!」




「…ありがとな」




「それはこっちのセリフだよ笑」



そう笑って言うと、わたしは、でも、どうして嘘ついたんだろ?と不思議に思って聞いてみることにした




「ねー神くん?どうして嘘ついたの?」




すると、神くんは少し目を見開いて歯切れが悪そうに言った。


「それは…」
< 51 / 460 >

この作品をシェア

pagetop