ずっと俺がそばで守るから…
「岩瀬…家に入ろうとするとき…体震えてただろ?だから一人はまだこえーのかなって…」




「え…」




確かに、
あの時家に一人で入るのが怖かった…まだ、ストーカーのことで体が震えていたから。




でも、わざわざ、それがわかったから、一人にさせないようにわたしに嘘までついて誘ってくれたの?…優しすぎるよ…神くん…




それを聞いて、わたしの目に涙が浮かんだ。




神くんは、それに驚いて焦った顔で




「お、おい!岩瀬?!まだ怖いか?!」
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