夜桜




「…」




琥珀は倉庫に寄りかかったまま、私を見ていた。






「…1人がいいのか、悪いのかわからない。ずっと1人だった。…1人が楽だと思ってた。けど…」









翠蓮にいればいるほど、わからなくなる。







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