夜桜




「あ、美桜ちゃんおはよー。」




私のことを美桜ちゃんと呼ぶのは柊夜。






「…はよ。」




目を合わせずにいるのは蓮翔。






「おはよ、美桜。」






眠そうにしているのが綺壱。






そして…







「詩葵〜!おはよ!」







「…詩葵に近づくな、柊夜。」





柊夜と綺壱は詩葵を溺愛してる。





余程大切なんだな、と。






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