金曜日の流星群
「僕、兄と連絡定期的にとってるよ」
「え、えーー!!」
いや、その発想はなかった。
なかったです。
家出と聞いて、あんなに寂しそうな顔をするものだからてっきりナツメ君は兄と会ってないものだと思っていた。
普通なら、今どき連絡ぐらいとれるよね。高校生だし、お兄さんはもっと年齢が高いから親がいなくても連絡ぐらい取れますよね……。
はい。
すみません。
「勘違いしてるのは思ってたけど、なんかすっげえ必死だし、言うタイミングなくて」
「いや、早く教えて!恥ずかしいからぁ」
「ハハッ、タコみてぇ」
「え、えーー!!」
いや、その発想はなかった。
なかったです。
家出と聞いて、あんなに寂しそうな顔をするものだからてっきりナツメ君は兄と会ってないものだと思っていた。
普通なら、今どき連絡ぐらいとれるよね。高校生だし、お兄さんはもっと年齢が高いから親がいなくても連絡ぐらい取れますよね……。
はい。
すみません。
「勘違いしてるのは思ってたけど、なんかすっげえ必死だし、言うタイミングなくて」
「いや、早く教えて!恥ずかしいからぁ」
「ハハッ、タコみてぇ」