金曜日の流星群
普段の女の子と違う雰囲気の女の子たちは本当に怖くて顔がこわばっていく。


一方で、私の今までの手伝いとかは全て迷惑だったんだというショックが全身をこわばられた。


何も動けずに、ただ目を見開いていた。

ごめん。ナツメ君、私は弱いんだ。ナツメ君が生きることに執着しないように、私は努力をしない。友達になろうとする努力、分かり合おうとする努力。
そんな私に話しかけてくれて仲間に入れてくれてありがとう。

ナツメ君を叱れる立場じゃないのにひどい事言ってごめんなさい。

迷惑かけてごめ……




「何が迷惑だって?」



それは、弱い人を助けるスーパーマンみたいでやっぱり主人公だと改められる声だった。
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