金曜日の流星群
通知が来てもう十時間程になる。
なんて返せばいいか悩んでいた。
そんなわけでもなく、終わってしまう寂しさから現実逃避をしていた。
勉強もする気なんてサラサラなかったし、やっていても机の上に置いたナツメ君の栞が目に止まると、考え込んでしまう。
ナツメ君の助けになると話して何も出来ない私が唯一していたことがなくなってしまう。
自己満足の正義感だった。
『こちらこそ、毎日完食してくれてありがとう』
無難な言葉を選んでやっとこさ返信をする。自分は十時間も返信しなかったくせに、チラチラとスマートフォンを確認してしまう。
恋する乙女か!
そんな私に苦笑いを自分自身にして、本当にそうなのかもなんて考え込んで…
なんて返せばいいか悩んでいた。
そんなわけでもなく、終わってしまう寂しさから現実逃避をしていた。
勉強もする気なんてサラサラなかったし、やっていても机の上に置いたナツメ君の栞が目に止まると、考え込んでしまう。
ナツメ君の助けになると話して何も出来ない私が唯一していたことがなくなってしまう。
自己満足の正義感だった。
『こちらこそ、毎日完食してくれてありがとう』
無難な言葉を選んでやっとこさ返信をする。自分は十時間も返信しなかったくせに、チラチラとスマートフォンを確認してしまう。
恋する乙女か!
そんな私に苦笑いを自分自身にして、本当にそうなのかもなんて考え込んで…