金曜日の流星群
来ていく服も一応、“学校”なので“制服”を着ていこう。
イアホンを耳に押し込んで学校に向かった。
真っ暗の中の高校は昼間の明るさとはかせ離れて不気味だった。
空は晴天で星が浮かんでいるものの学校独特の不気味さを消すほどではない。
学校の校門の壁に貼ってある広告でさえ怖い。
「……これ、今日の日付」
その広告の一つ、空に咲く花が描かれたチラシ。
見ると日付は今日のようで、見たかったなぁと思ったりして。
「あ!紫音いるじゃない、こんばんは」
「えっ!彩葉ちゃん?!」
朝学校に来た時みたいに平然と挨拶してくるから幻覚かと思った。
でもこんばんはってちゃんと言ってるし…
なんで?
イアホンを耳に押し込んで学校に向かった。
真っ暗の中の高校は昼間の明るさとはかせ離れて不気味だった。
空は晴天で星が浮かんでいるものの学校独特の不気味さを消すほどではない。
学校の校門の壁に貼ってある広告でさえ怖い。
「……これ、今日の日付」
その広告の一つ、空に咲く花が描かれたチラシ。
見ると日付は今日のようで、見たかったなぁと思ったりして。
「あ!紫音いるじゃない、こんばんは」
「えっ!彩葉ちゃん?!」
朝学校に来た時みたいに平然と挨拶してくるから幻覚かと思った。
でもこんばんはってちゃんと言ってるし…
なんで?