報復の愛を君に。
「問題発生です…」

「みたいだな」

「そういう訳で、色々と準備しなければならなくなったので…」

「どうにかなりそうなのか?」

「わかりません」

「はぁ。

じゃ、唯一の解決策を教えてやろうか?」

わかんねーのか。
本当ならこいつの口から言わせたかったけど、そんな余裕はなさそうだな。

「え?あるんですか?」

慰めてやることはできない。
でも、助けてやることならできる。

「ある。

そういう時は、俺を頼ればいいんだ。
車回すから、荷物全部持ってこい」
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