嘘つきな優しい人
あぁ...私この人嫌い。
瀬戸渚くん
茶髪でくりっと大きい目に白い肌に細い体。
アニメから出てきたような人ってみんなが騒いでたのを思い出す。
あの容姿でモテないはずもなく、常に誰かしらが隣にいて、いろんな女の人と関係を持ってるって噂。
初めて話したけど...この人苦手だ。
チャラついてるところもそうだけど
いつも作り笑いをしてるから。
いつどこにいても心から笑っていないところが好きになれない、
「俺のこと知らない人初めて。この高校で」
「...私だって名前くらいなら知ってた。」
「そっかー。嬉しい!」
...いい意味じゃないんだけどな...
二人で歩いているとピリリリリッと隣から音がする。
そんなの気にならないのか普通に歩いている瀬戸くん。
...一応気を遣ってくれてるのかな...
「出ていいよ。私離れてるから。」
「あー...ごめんね?離れなくて大丈夫だよ。」
そういうと電話に出た瀬戸くん
「うん。うん。わかった〜
じゃあ後でね、はーい」
...女の子との約束かな...。
「...よく好きでもない人抱けるよね。」
「んー。好きだよ?
俺のことを求めてくれる女の子みんな。」
「そんなの、私が言ってる好きじゃないんだけど...。」
「...朱音ちゃんの言ってる"好き"は俺が抱いちゃいけないものだし面倒だからいらない。」
冷たく、言い放つ瀬戸くんの顔は笑っているのに目が笑っていなくてどうしてそんな事を言うのかも、何が瀬戸くんにそう思わせてるのかも...わからなかった。
瀬戸渚くん
茶髪でくりっと大きい目に白い肌に細い体。
アニメから出てきたような人ってみんなが騒いでたのを思い出す。
あの容姿でモテないはずもなく、常に誰かしらが隣にいて、いろんな女の人と関係を持ってるって噂。
初めて話したけど...この人苦手だ。
チャラついてるところもそうだけど
いつも作り笑いをしてるから。
いつどこにいても心から笑っていないところが好きになれない、
「俺のこと知らない人初めて。この高校で」
「...私だって名前くらいなら知ってた。」
「そっかー。嬉しい!」
...いい意味じゃないんだけどな...
二人で歩いているとピリリリリッと隣から音がする。
そんなの気にならないのか普通に歩いている瀬戸くん。
...一応気を遣ってくれてるのかな...
「出ていいよ。私離れてるから。」
「あー...ごめんね?離れなくて大丈夫だよ。」
そういうと電話に出た瀬戸くん
「うん。うん。わかった〜
じゃあ後でね、はーい」
...女の子との約束かな...。
「...よく好きでもない人抱けるよね。」
「んー。好きだよ?
俺のことを求めてくれる女の子みんな。」
「そんなの、私が言ってる好きじゃないんだけど...。」
「...朱音ちゃんの言ってる"好き"は俺が抱いちゃいけないものだし面倒だからいらない。」
冷たく、言い放つ瀬戸くんの顔は笑っているのに目が笑っていなくてどうしてそんな事を言うのかも、何が瀬戸くんにそう思わせてるのかも...わからなかった。