Heart
(...みんなと言うことは仁さんも隼人さんも遥太さんも卒業生なのだろう
こんなイケメンで秀才ってありなの?ここまで来たらきっと運動神経もいいに違いない...)
和也「そんなに驚く?
他の高校と大して差はないと思うけどな
それにほら、結愛ちゃんが通ってた八城高校って県内トップクラスの進学校でしょ?
それこそ本当に変わらないと思うよ
まぁ星ノ宮は違う意味でちょっと変わってるかもだけど」
(いや、県内トップクラスと全国トップでは天と地の差がございます...)
和也さんが持っていたお盆をテーブルに置いた
和也「はい結愛ちゃん、召し上がれ
残していいからね、無理しないで」
「ありがとうございます
いただきます」
綺麗な黄色のふわっふわの卵に手を合わせる
スプーンで口に入れた瞬間に卵が崩れ、ふわふわトロトロな卵が舌の上で遊ぶ
空気のようなパラパラしたケチャップライス
口の中がパラダイス
「ん゛んんんっ!」
和也「美味しい?」
「はい!とっても!」
和也「そう?
良かった
それにしても星ノ宮か〜、懐かしいな」
龍太「懐かしいが、これと言って残ってる記憶ねぇな」
和也「嘘
それ龍太が言うの?」