Heart
(いや、それをされると鼻血がでそうになるんだ...)
龍太さんの体温が近づいて、私鼓動が爆発寸前になる
(あぁ
龍太さんからいい匂いする...)
私の心臓のバクバクが伝わってしまいそうで怖い
龍太「今和也が結愛の服持って来てくれたから、メシ食い終わったらそれに着替えて出かけるぞ」
「え...
私の服?」
(さっきの紙袋や箱は龍太への貢物じゃなかったのか?)
ソファに座ってる和也さんがこちらに手を振っている
和也「気に入ってくれるか分かんないけど
とりあえず俺の趣味で買って来ちゃった」
「え...
和也さんが選んでくださったんですか?
ありがとうございます!」
こんなイケメン様に見繕ってもらうなんてバチが当たりそうだ...
和也さんが選んだという紙袋の中身が気になって
急いで朝食を食べ終え
龍太さんに“ご馳走様でした”と伝える
片付けを終えキッチンからリビングに戻ってソファの上に置かれた紙袋と箱に近づいた
紙袋をよく見れば私の好きなブランド
と言っても高くてあまり着れたことはないのだが...
「え、ちょっと待ってください...
こんなに高いのダメですよ...」