Heart
男はニヤニヤと笑いながら、私のカッターシャツを脱がしていく
「いやっいやっ!!!!
お願いですやめてくださいっ!!!!!!」
「うるっせぇんだよ
黙ってろや
どうせ叫んでもお前に助けなんて来ない」
男は私の首を掴んで言う。
男は私を下着姿にすると
写真を撮り
身体中を撫で回した
私は殺されるのではないかという恐怖におびえ
ただただ涙を流していた
「そうだ、いい子だ
黙ってりゃ可愛がってやるよ」
下着に手を掛けられたその時
ガチャリと音をたてて扉が開いた。
「須藤いるか~」
入って来た中年の男は金髪の男の名前を呼んでいるようだ
「……藤山さん!!!!
お疲れ様です!!」
金髪男に入って来た男は藤山と呼ばれている
どう見ても仲間どうしの二人
助けは求められない…